コラム

児童発達支援とは?児童発達支援所へ通う方法を紹介

この記事では『児童発達支援、さらには児童発達支援所へ通う方法』について紹介する。

「検索しても思い通りの情報にアクセスできない!」こんな煩わしさを思い知ったことはないだろうか?

この後のトピックを読むと、『児童発達支援所に通う方法』についての疑問や課題が解決しているはずだ。

児童発達支援とは

児童発達支援とは、障害のある未就学児が日常生活や社会生活をスムーズに過ごせることを目的とした支援制度だ。

日常生活や社会生活で必要となるスキルを養うために、児童発達支援所という通所施設に通うことになる。

福祉サービスと聞くと昔からあった制度のように捉われがちだが、実は児童発達支援サービスはここ10年以内にできた支援制度なのだ。

少しだけ児童発達支援ができるまでの経緯を確認しよう。

 

児童発達支援ができた経緯・歴史

さて、児童発達支援が最近できた制度であることは触れたと思う。

このトピックでは、どのような経緯で児童発達支援の制度ができあがったのかを確認したい。

まずは、下の表を確認して欲しい。

平成24年の「児童福祉法」改正以前には、複数の法律によって障害別の施設が乱立していた。そのため、地域によっては施設に通うことのできない障害児もいた。

しかしながら、平成24年の法律改正後には、サービスを一元化することによって、幅広く利用可能となったのだ。

さらに、平成30年からは児童の自宅に訪問する「居宅訪問型児童発達支援」が始まったことから、今後もサービスが幅広く展開されていくだろう。

 

2つの通所施設

児童発達支援所には「医療型」と「福祉型」がある

「医療型」の児童発達支援所は、通常支援とは別に医学的治療が必要な児童が通う施設である一方で、「福祉型」の場合には医学的治療が必要では無い児童が通う施設だ。

「医療型」の児童発達支援所には知的障害児や自閉症児、医学的治療が必要な肢体不自由障害児、重症心身障害児などが通うことが可能である。

では、「福祉型」の児童発達支援所にはどんな人が通えるのかを確認しよう

児童発達支援を利用できる対象者

さてこのトピックでは、児童発達支援を利用できる対象者について紹介したい。

児童発達支援を利用できる人の条件はシンプルに以下2つだ。

 

1.未就学児であること

2.通所受給者証を持っていること

 

児童発達支援を利用するためには、未就学児であることが必要だ。
こちらに関しては、あえて説明する必要は無いだろう。

しかしながら、通所受給者証については少し説明が必要だと思うので紹介したい。

 

通所受給者証とは

通所受給者証とは、児童福祉法による障害児を対象としたサービスを利用するための証書のことだ。

児童福祉法による障害児を対象としたサービスとは「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」2つのことであり、これらのサービスを利用するためには、地方自治体の障害福祉課で通所受給者証を取得する必要がある

もし、通所受給者証の申請・取得を考えている方はぜひこちらの記事(『通所受給者証とは?申請方法から取得方法までを解説』)を確認して欲しい。

 

児童発達支援は障害者手帳が無くても利用可能

頻繁に聞くのが「児童発達支援所は障害者手帳が無ければ、通えない。」という勘違いだ。

通所受給者証を受け取ることができれば、障害者手帳の有無は関係無いので、十分に気をつけよう。

児童発達支援のサービス内容

さて、このトピックでは児童発達支援のサービス内容を紹介する。

結論から言うと、児童発達支援所では児童ごとにサービス内容が違う

例えば、椅子にじっと座っていられない子供がいたら椅子に座る練習をおこない、集団行動が苦手な児童にはお友達と遊ぶ練習をおこなうのだ。

児童によってサービスの内容が違うということは、児童1人1人に寄り添っているということになる。非常に良いサービスが展開されていると言えるだろう。

さて、ある児童発達支援所のサービス内容を1日のスケジュールと共に確認してみよう。

 

児童発達支援所の1日のスケジュール

さて、児童発達支援所の1日のスケジュールは上記のようになる。

児童発達支援所を運営している「こぱんはうす さくら」では、自由遊びの時間には個別のアセスメントに応じて、椅子取りゲームやだっこゲームなど、児童によってサービス内容を変えているそうだ。

児童発達支援の利用料金

さて、このトピックでは児童発達支援の利用料金について紹介する。

児童発達支援の利用料金は、本来1日通うごとに数千円から数万円掛かってしまう

しかしながら、通所受給者証があれば1割の負担で児童発達支援所を利用でき、さらに自己負担額に上限が設定される。

上限額に関しては、以下の表を確認して欲しい。

非課税世帯 0円
世帯所得900万円以下 4,600円
世帯所得900万円以上 37,200円

児童発達支援所の利用手続き

このトピックでは、児童発達支援所の利用手続きについて紹介したい。

児童発達支援所によって利用の手続きが微妙に異なることは考慮して欲しい。

児童発達支援所を利用するためには6つの利用手続きを踏む必要がある

 

1.利用相談

市区町村の障害福祉担当窓口や障害児相談支援事業所に児童発達支援の利用意志を伝え、相談する。

その際に、児童発達支援を利用するために必要な手順を教えてくれるはずだ。

 

2.施設の見学

市区町村の障害福祉窓口、あるいは障害児相談支援事業所に児童発達支援の利用意志を伝えたら、実際に利用する児童発達支援を見学する必要がある

その際に、施設特有の規則などを説明されるだろう。

 

3.申請書の提出

利用したい児童発達支援所が決まったら、通所受給者申請をする。

 

4.審査

申請書を提出したら、児童発達支援所を利用するための受給者証を発行するに値するかを審査される

場合によっては、面談審査などをおこなうこともあり、1ヵ月〜2ヵ月ほどかかる場合もあるのだ。

 

5.受給者証の交付

児童発達支援所を利用するための受給者証を発行するに値すると認められた場合には、受給者証が交付される。

受給者証は郵送、または市区町村の障害福祉窓口へ直接取りに行くことになる。

(※ 参考記事:『通所受給者証とは?申請方法から取得方法までを解説』)

 

6.利用スタート

通所受給者証を取得したら、いよいよ児童発達支援の利用がスタートする。

利用スタートにあたって、施設ごとに必要な書類やモノが異なるため、確認が必要だ。

利用施設とじっくり話し合って、より良い児童発達支援所生活を送ってほしい。

児童発達支援へ通うメリット

このトピックでは、児童発達支援のメリットを紹介する。

 

1割負担で通うことができる

児童発達支援の利用料金を紹介したトピックでも少し触れたが、個人の負担額を1割負担で通うことができる。

さらに上限額が設定されているため、親御さんにとっても生計が立てやすいだろう。

 

障害児専門のスタッフがいる

仮に普通の保育園に子供を預ける場合、スタッフのほとんどが障害児と絡んだ事の無い人達だろう。

しかしながら、児童発達支援所にいるスタッフは障害児と多くの時間を共にしているプロ達だ。

そういった意味では、障害児を持つ親にとっては安心だろう。

児童発達支援所へ通う際の注意点

このトピックでは、児童発達支援所へ通う際の注意点を紹介する。

 

1ヶ月の利用回数が決まっている

児童発達支援所は、児童の利用目的によって1ヶ月の利用回数に上限がある

通所受給者証が配布されてから通うまでの間に、行政で指示された回数しか児童発達支援所に通うことが出来ないのだ。

児童発達支援所へ通う際には「子供が児童発達支援所を通してどうなって欲しいのか」という目的意識を明確化すると良いだろう。

おすすめの児童発達支援所

最後に僕が考えるおすすめの児童発達支援所について紹介したい。

僕自身、児童発達支援所を選ぶ際に最も重要なのは信頼性だと思っている。
そのあたりを重要視して読み進めて欲しい。

 

LITALICOジュニア

リタリコジュニアとは、「その子に合った、いちばんの学びを。」というコンセプトの下、児童発達支援を展開している。

運営会社は、株式会社LITALICO。主に障害者向けのソーシャルビジネスを展開しており、2016年には東証マザーズへの上場も果たしている。

僕がLITALICOジュニアを勧めている理由は、株式会社LITALICOが上場企業であるからだ。

売り上げをあげるためだけに、不十分な運営方法を取っている児童発達支援所が各地に点在している。昨今それが大きな課題となっているのだ。

しかしながら、上場企業であればしっかりとした運営をしなければならない。

そういった観点、信頼性に置いてLITALICOジュニアをピックアップさせて頂いた。

 

※ もしLITALICOジュニアについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事(『リタリコジュニアとは?気になる評判や口コミは?』)を確認して欲しい。

児童発達支援のまとめ

いかがだっただろうか。
今回は、児童発達支援の概要や支援所へ通うための情報などを紹介した。

今回の記事をまとめると

 

児童発達支援とは、障害のある未就学児が日常生活や社会生活をスムーズに過ごせることを目的とした支援制度

児童発達支援所へ通うためには通所受給者証が必要

 

ということになるだろう。

今後も障害当事者として、様々なトピックの記事を執筆したい。

 

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渡邉まさる
先天性内部機能障害 / 身体障害者手帳1級所持 / うつ病の闘病経験 / 青山学院大学在学中にRepeL, Inc.を創業 / 個人ブログはこちら

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