この記事では『身体障害者手帳を利用して、NHK受信料を割り引く方法』について紹介する。

この記事にたどり着いたということは「身体障害者手帳を利用してNHK受信料を割り引きたいけど、うまくいかない」という課題を抱えているのではないだろうか。

それなら安心して欲しい。

実は僕自身、身体障害者手帳級手帳1級を持っている

僕自身、身体障害者手帳を利用してNHK受信料を割り引いている

それでは、確認していこう。

NHK受信料の障害者割引とは

NHK受信料の障害者割引とは、通常NHKの受信料として支払うお金を半額、または全額割引となる制度のことだ。

障害者割引を利用しない場合、1ヶ月1310の受信料が掛かる。
地上波と衛星放送を利用する場合には、合計で3590掛かるのだ。

この受信料が身体障害者手帳によって、割引となる。

NHK受信料の障害者割引となる対象者

さて、NHK受信料について理解したところで、実際に障害者割引が適用される対象者について確認しよう。

受信料が全額免除になるパターン

家族の中で身体障害者手帳を持っている人がいる、かつ世帯の全員の住民税が非課税だった場合のみ、受信料が全額免除となる。

この場合、身体障害者手帳の等級は関係ない
1級から6級までの身体障害者手帳を持って入れば、全額免除の対象となる。

注意しなければならないポイントとしては、世帯全員に所得の制限がある点だろう。
身体障害者本人だけの所得制限ではないので、十分に気をつけて欲しい。

受信料が半額になるパターン

身体障害者手帳1級、あるいは2級を所持している身体障害者(重度の身体障害者)が世帯主である場合、NHKの受信料が半額になります

所得の制限はないが、身体障害者自身が世帯主でなければならない点には注意が必要だ。

さらに、世帯主が視覚障害者、あるいは聴覚障害者である場合もNHK受信料は半額になる

この場合、身体障害者手帳の等級は関係ない
1級から6級までの身体障害者手帳を持って入れば、半額の割引を受けることができるのだ。もちろん、所得の制限はない。

NHK受信料の割引額

さて、NHK受信料の障害者割引対象者を確認したところで、この章では実際の割引額を見ていこう。

下の表にわかりやすくまとめたので、確認して欲しい。(※準備中

さて、NHK受信料の割引額を確認したところで、この章では申請手続きについて確認しよう。

申請して受理されるまでの4つの段階

1.申請書に必要事項を明記(申請書は地方自治体、NHK窓口にある)

2.自治体に申請書を提出し、免除事由の証明を受ける(NHK窓口に申請書を提出しても良い)

3.証明を受けた申請書をNHKに郵送で提出

4.NHKで免除事由を確認後、折り返し「受理通知書」が届く

まとめ

いかがだっただろうか。
今回は、障害者手帳を利用してNHK受信料を割り引く方法について執筆した。

実際に、地上波、衛星放送の両方を契約していた場合には、結構な額が割り引かれる。この割引サービスを利用しない手はないだろう。

申請に少し手間取るかもしれないが、地方自治体の役所、またはNHKの窓口に説明を求めれば、丁寧に教えてくれるはずだ。

今後とも身体障害者手帳を持つ当事者として、あらゆるトピックで記事の執筆を試みたい。

是非とも今回の記事があなたの課題を解決するものであったなら嬉しく思う。

ABOUT ME
渡邉まさる
先天性内部機能障害 / 身体障害者手帳1級所持 / うつ病の闘病経験 / 青山学院大学在学中にRepeL, Inc.を創業 / 個人ブログはこちら

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