就職者を出せない就労移行支援所の実態とは

先天性胆道閉鎖症。15歳で肝臓移植・17歳で腸閉塞を発症。身体障害者手帳1級。個人ブログはこちら


この記事では『就職者を出せない就労移行支援所の実態』について紹介する。

「検索しても思い通りの情報にアクセスできない!」こんな煩わしさを思い知ったことはないだろうか?

今回は、身体障害者手帳1級を持つ僕自身が就労移行支援所の現状について理解しづらいポイントをわかりやすく紹介する。

この後のトピックを読むと『就労移行支援所の現状』についての疑問や課題が解決しているはずだ。

この記事を読んでわかること

約3割の就労移行支援所が就労率0%の実態

まずは下記の資料を確認して欲しい。(※参考:1

上記の資料からもわかる通り、全国の就労移行支援所の約3割が就労率0という実態を表している。

本来、就労移行支援は就労を目指すために通う場所である。
にも関わらず、就職に結びつかない利用者が相当数いるのだ。

一体原因はどこにあるのだろうか?
それを紐解いていきたい。

就労移行支援から就職に結びつかない原因

さて、就労移行支援から就職に結びつかない例があることを説明した。
一体その原因はどこにあるのだろうか。

 

原因① 就労移行支援の売り上げ構造

まず原因の1つとしてあげられるのは、就労移行支援の売り上げ構造にある。

就労移行支援所の営業利益は、基本的に国からの助成金で成り立っている。
特定の就労移行支援所に通う人の人数によって国から助成金が入る仕組みだ。

つまり、就労移行支援所としては利用者に長く通ってもらった方が利益に繋がるのだ。

それが理由で、就職をさせたがらない就労移行支援所があるのだ。(もちろん、健全に運営している就労移行支援所もある。)

 

原因② 就労移行支援所利用者の病態

原因の2つ目には、利用者の健康状態があげられるだろう。

自身の障害を克服して就労移行支援所に通う人がいる一方で、自身の障害に苦しみながら、向き合いながら通っている人もいる。

つまり、人によっては十分に就労移行支援所に通えない人もいるのだ。

それが原因で、就職に結びつかない場合もある。

そもそも就労移行支援とは?

ここまで確認できたら、一旦就労移行支援所について説明したい。

就労移行支援とは、障害のある人のための職業訓練・就活支援サービスだ

一般企業で働くことを目指している障害者に対して、身につけるべきスキルを熟練させるための手助けをしてくれるようなサービスだと思ってくれて良いだろう。

様々なサービス内容を提供してくれる就労移行支援。

少し、サービス内容も確認してみよう。

 

就労移行支援で受けられる3つのサービス

【職業訓練】

【就職支援】

【定着支援】

 

もし就労移行支援所を利用するための条件や手続き等が知りたい方は、ぜひ『就労移行支援とは?身体障害者本人が紹介』を確認して欲しい。

就労移行支援での就労率を高めるために国の努力してること

さて、就労移行支援事業の実態を確認して頂けたかと思う。
実際に利用者が就労に結びつかないケースが相当数あるのが現状だ。

その現状を打開するために国がおこなっている政策を確認したい。

 

就労率に応じて助成金の額が変化する

就労率が低い現状を打破するために、就労率の高い就労移行支援所にはより多くの助成金を、一方で、就労率が低い就労移行支援所には助成金を減らすような取り組みをおこなっている。

この制度によって、高い就労率を誇る就労移行支援所だけが残っていくことを願うばかりだ。

就労移行支援所の選び方

最後に、就労移行支援所の選び方について執筆したい。

上記のツイートからも読み取れるように、通うべき就労移行支援所には3つの条件がある。

1.職場体験の機会があること

2.支援プランを具体的に示してくれる

3.定期的に職員の研修がある

この3つを軸におすすめの就労移行支援所を確認しよう。

 

リタリコワークス

おすすめの就労移行支援所としてまず名前が挙がるのがリタリコワークスだろう。

株式会社LITALICOが運営しており、2015年には東証への上場も果たしている。

実際の僕の友人でもリタリコワークスを利用している人がいる。
友人の話では「本人のやる気さえあれば、十分にバックアップして貰える」とのことだ。

上場企業ということもあり、しっかりとした運営がなされていることは間違いないだろう。

そのあたりの詳しい情報はこちらの記事(『リタリコワークスってどんなところ?気になる評判は?』)に記載した。ぜひ確認して欲しい。

もし「リタリコワークスへ話だけでも聞きにいきたい!」と思う方がいたらぜひこちらのHPから問い合わせをして貰いたい。

LITALICOワークス

 

melk

次にオススメしたいのがmelkだ。

1都3県を中心に就労移行支援所を展開するmelk。

実際の僕の友人でもmelkを利用している人がいる。

melkを利用している僕の友人は「交通費とランチが出るので、お金に困っている人にはうってつけの移行支援所だと思う」と口にしていた。

ぜひmelkの利用をお考えの方は下記のフォームから申し込んで欲しい。

▶️障がいのある方の「働きたい」を支援します!就労移行支援のMelkへの登録はこちら

まとめ

いかがだっただろうか。
今回は、就職者を出せない就労移行支援所の実態について執筆した。

実際にこういった運営体制が昨今ニュースなどでも問題になっている。

色々な取り組みの中で、いい加減な運営体制を取っている就労移行支援所は無くなってくれることを願うばかりだ。

今後とも身体障害者手帳を持つ当事者として、あらゆるトピックで記事の執筆を試みたい。

是非とも今回の記事があなたの課題を解決するものであったなら嬉しく思う。

 

・参考リスト

参考1: 厚生労働省 資料『平成30年度定着支援事業・報酬改定について

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