コラム

【体験談】身体障害者手帳の申請・取得方法を紹介

この記事では『身体障害者手帳の申請方法』について紹介する。

この記事に辿り着いたということは「身体障害者手帳の申請方法がわからない」という課題を抱えているのではないだろうか。

今回は身体障害者手帳1級を持つ僕自身が、実体験を基にわかりやすく紹介する。

身体障害者手帳とは

身体障害者手帳とは、身体障害者福祉法が定める「身体上に障害がある者」に対して、都道府県知事や指定都市の市長が交付する手帳のことだ。

(※上記写真の手帳は実際に僕が所有している手帳

身体障害者手帳の所持は「身体障害者」としての1つの特徴であり、多くのサービスやメリットを受けることが可能となる。

身体障害者手帳には6つの種類があり、1級に近いほど重度の障害であり、6級に近づくほど軽度の障害とされている。

身体障害者手帳を申請・取得できる条件を確認

このトピックでは、身体障害者手帳を申請・取得できる条件を確認する。

身体障害者手帳を取得・申請するためには、各都道府県が定める障害認定基準を満たしている必要がある。

さらに、手帳を申請・取得するにあたって自身の身体障害等級が何級なのかを知る必要もあるのだ。

そのあたりを少し確認しよう。

 

障害者認定基準とは

障害認定とは”対象者が身体障害者である“ということを都道府県ごとに定めたルールによって認められることだ。

例えば、東京都の場合には10条から成る障害認定の条件がある。

それらに該当することで障害者認定を受けることができ、身体障害者手帳の申請・取得資格を得ることができるのだ。

 

各障害別に認定基準を確認する

自分自身の障害では、どのような症状であれば障害認定を受けることができるのかを下記の一覧から確認して欲しい。

 

1.視覚障害の認定基準

2.聴覚平衡機能、音声機能・言語機能又はそしゃく機能障害の認定基準

3.肢体不自由の認定基準

4.心臓機能障害の認定基準

5.じん臓機能障害の認定基準

6.呼吸器機能障害の認定基準

7.ぼうこう又は直腸機能障害の認定基準

8.小腸機能障害の認定基準

9.ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害の認定基準

10.肝臓機能障害の認定基準

 

障害認定についてもっと詳しく知りたい方は『2018年最新】身体障害の認定基準をわかりやすく解説』を確認して欲しい。

 

障害等級とは

障害等級とは、障害認定基準に基づいて障害の程度ごとに1級から6級まで区分される制度のことだ。(手帳の交付は無いが、7級もある。)

障害等級によって、身体障害者手帳の等級も決まる。

詳しくは下の表で確認して欲しい。

障害等級 手帳等級 程度
1級 身体障害者手帳 1級 重度
2級 身体障害者手帳 2級 重度
3級 身体障害者手帳 3級 (内部機能障害の場合)重度
4級 身体障害者手帳 4級
5級 身体障害者手帳 5級
6級 身体障害者手帳 6級
7級 身体障害者手帳 7級 手帳交付無し 

障害等級は、障害の種類や症状によって変わるので、もし自分自身の障害等級を確認したい人がいたら、ぜひ下のリンクから確認して欲しい。

 

1.視覚障害の障害等級

2.聴覚平衡機能、音声機能・言語機能又はそしゃく機能障害の障害等級

3.肢体不自由の障害等級

4.心臓機能障害の障害等級

5.じん臓機能障害の障害等級

6.呼吸器機能障害の障害等級

7.ぼうこう又は直腸機能障害の障害等級

8.小腸機能障害の障害等級

9.ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害の障害等級

10.肝臓機能障害の障害等級

身体障害者手帳の申請・取得方法

さて、いよいよメイントピックである身体障害者手帳の申請・取得方法を確認していきたい。

このトピックは、実際に身体障害者手帳1級を取得した僕自身の体験に基づいている

できるだけわかりやすく紹介することを心がける。それでは見ていこう。

 

STEP1 身体障害者手帳の申請資格があるか確認する

先ほどからの重複になってしまうが、まずあなたが身体障害者手帳を交付される対象なのかどうかを知る必要がある

それを知るためには、障害者認定基準と自分自身の障害等級を確認しなければならない。

障害者認定基準や障害等級に関しては、以前のトピックで説明したので確認して欲しい。

ちなみに僕の場合には「身体障害者手帳を取得できるよ」と主治医の先生に言われたので、この工程は踏んでいない。

もし障害者認定基準や障害等級に関して疑問のある方がいたらクリニックを受診する、あるいはもうすでにクリニックを受診しているのであれば、担当医に聞いてみよう。

 

STEP2 身体障害者手帳の申請に必要な書類を揃える

身体障害者手帳の申請資格があることを知ることができたら、申請する際にどんな書類が必要なのかを知る必要がある。

書類の申請と聞くと難しそうだが、ポイントをしっかり抑えることで、簡単に申請書類を揃えることができる。

それではポイントを見ていこう。

 

ポイント1:身体障害者診断書・意見書を用意

この書類は、あなたが何らかの障害を持っていることを保証する為のものだ。

中には、「嘘なんてつくはずないだろ!」と思う方もいるかと思うが、相手は初対面。自分のことを知ってもらう意味でも、とても重要な書類になる。

まず市区町村の障害福祉担当窓口で書類を取得する。次に担当医に書類の記述を依頼する。といった流れで診断書・意見書を揃えると良いだろう。

 

ポイント2:身体障害者手帳申請者の写真を用意

こちらは、縦4cm・横3cmの写真を揃える必要がある

「証明写真なんて簡単に撮れるよ!」ということを思った方もいるかと思うが、実際に僕は写真サイズを間違えた。笑

優秀なあなたはサイズを間違えることはないだろう。しかしながら1%くらいは間違える可能性があるかもしれないので、ぜひ写真サイズはよく確認して欲しい。笑

 

ポイント3: マイナンバーを用意

僕が申請した当時、マイナンバーの提出は必要無かったが、今は市区町村によっては提出が求められる。

正直マイナンバーの提出に関しては、何かの書類を用意するということではないので、難しくないだろう。

もしわからないことがあったら、市区町村の障害福祉担当窓口で聞いてみよう。

 

ポイント4: 交付申請書を用意

最後に交付申請書を用意する必要がある。

交付申請書は市区町村の障害福祉課窓口にあるので、取得しよう。

正直内容に関しても難しい内容は無いように思うが、もし理解が難しいようであれば、障害福祉課の方で質問すると良いだろう。

 

STEP3 市区町村の障害福祉担当窓口に書類を提出する

必要書類を揃えたら、障害者手帳の申請における最後の段階、書類の提出だ。

こちらは、必要書類への不備が無い限りは、スムーズに終えることができる。

しかしながら、1点注意が必要なのでぜひ共有したい。

 

身体障害者手帳が手元に届くまでに時間がかかる

身体障害者手帳は、「3日後には、あなたの手元に手帳が届きます。」ということにはならない。基本的には1ヶ月以上はかかるのだ

さらに、身体障害者手帳を無くしてしまい、再発行を余儀なくされた場合にも1ヶ月程度時間を要するので注意しよう。

身体障害者手帳の申請・取得方法まとめ

いかがだっただろうか。
今回は、実体験も踏まえながら身体障害者手帳の申請について執筆した

この記事があなたの役に立つものであったなら嬉しく思う。

今後とも身体障害者の当事者としてあらゆる記事を執筆できればと思っている。

ABOUT ME
渡邉まさる
先天性内部機能障害 / 身体障害者手帳1級所持 / うつ病の闘病経験 / 青山学院大学在学中にRepeL, Inc.を創業 / 個人ブログはこちら

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