就労支援

障害者として事務職で働いた感想を伝えたい

この記事では『障害者として事務職で働いてみた感想』についてインタビューを交えて紹介する。

RepeLの共同執筆者である黒田は、現在障害者雇用を利用して事務職勤務に日々励んでいる。

そこで今回、障害者雇用を利用して実際に事務職で働いている黒田へ、インタビュー形式で感想や意見を聞いてみた。

障害者雇用で事務職を志望した動機

—-今回は障害者として事務職で働いてみて色々感じてる事をヒアリングさせてください。宜しくお願いします。

 

黒田 はい、お願いします。

—-まずはじめに、「事務職勤務を志望した理由」を聞いても宜しいですか?

 

黒田 そうですね。結論から言うと、事務職での仕事しか無かったというのが本音ですね…。

僕が就職する時、お世話になったのは当時通っていた訓練校の先生でした。

その時の僕は、職に転用できるようなスキルが何も無かったんですね。なので、専門スキルが無くてもできる職種を紹介されました。

その1つが事務職だったんですね。

障害者雇用での事務職は未経験だった

—-事務職は未経験だったという事ですが、難しさはありましたか?

 

黒田 そうですね。未経験での事務職勤務で難しいポイントは2点ありました。

まず1点目は業務量の多さですね。

もちろん時期によって業務量は変動するので、いつも忙しいわけではありません。

しかしながら、忙しい時期には一般枠で採用された社員さんよりも残業時間が長い事もあります。

事務作業の場合には紙を多く扱うので、しっかり整理できないと混乱してしまいます。

 

そしてもう1点目は、障害の特性を理解されづらいということですね。

もちろん、自らカミングアウトする手もありますが、結構難しいです。

その相手と一定の関係値がなければ、誤解される危険があります。

かなり勇気のいる事なんですよね。

僕の場合は義足を利用し松葉杖をついているので、まだわかりやすいかもしれませんが、障害の特性によっては見た目ではわからない場合もあります。

凄く難しいですよね。

事務職の仕事内容

—-ありがとうございます。先ほど少し話に出ましたが、障害者雇用で就労している場合、事務職はどんな仕事内容ですか?

 

黒田 そうですね。まず前提として会社によって違うと思います。なので、僕の場合という限定条件になってしまいますが、詳しく説明させてください

主な仕事内容は、客先に書類を送ることです。

あとは書類を番号で管理してデータと紙で保管したり、完成図書(完成版の書類を集めたもの)を作成したりしています。

 

客先に書類を送る仕事の流れで言うと

1.書類が自分の元へ届く

2.中身のチェック(管理番号の重複は無いか、添付資料の抜けや余計な書類が混ざってない、誤字脱字がないか等…)

3.コピーとスキャンを取る

4.書類送付書の作成

5.客先に送付

 

だいたい上記のような感じです。

障害者雇用で事務職に就職したメリット

—-ありがとうございます。障害者雇用を利用して事務職で就労しているメリットってありますか?

 

黒田 そうですね。いくつもあると思いますがここでは2つ挙げさせてください。

まず1つ目は福利厚生ですね。

福利厚生というか…。基本的に休みは十分に取れます。土日休みですしね。

先ほど、長い時間の残業があると言いましたが、それも稀ではあります。

いつも忙しいわけではありません。

さらに、自分の経歴以上に立派な会社に務められているので、そこは感謝すべきですよね。

次に人間関係です。

基本的にガツガツしてる人が少ないです。直接的な数字のノルマが無いからかもしれません。

僕は仕事をする上で人間関係がとても重要なので、その点は事務職で良かったかもしれません。

障害者雇用で事務職に就職・転職する

さて、ここまでのトピックでは黒田へのインタビューを交えて、障害者雇用を利用して事務職で就労している感想を執筆した。

このトピックでは、実際に障害者雇用で事務職に就職・転職する方法を執筆したい。

 

事務職へ転職するためにハローワークを利用する

ハローワーク(公共職業安定所)とは、就職先を無料で紹介してくれる職業紹介所のことだ。

一般的に就職先を見つける場合、自分で勤務希望先企業を探さなければならない。

しかしながら、自分で勤務希望先企業の求人を探すのが難しい場合もあるだろう。

当然障害者である場合には、一般に比べて求人を探すのが難しい傾向がある。なぜならば、障害特性に合った就職先を見つけなければならないため、圧倒的に求人数が少ないからだ。

そんな課題を解決するのに役立つのがハローワークなのだ。

ハローワークであれば障害者の特性に合わせた求人が数多くある。

そういう意味では、障害者に特化した事務職系の求人も数多くあるだろう。

 

障害者に特化した人材紹介会社(就職・転職エージェント)を利用する

障害者に特化した人材紹介会社(就職転職エージェント)とは、無料で就職・転職をサポートしてくれる相談員のようなものだ。

ハローワークとの違いは求人の質にある。

ハローワークは企業側が無料で求人を掲載している一方で、人材紹介会社の場合には、企業側が有料で求人を出しているのだ。

なので、障害者雇用に力を入れている会社の求人が比較的集まりやすいのが人材紹介会社なのだ。

※ もし就職・転職エージェントに関してもっと知りたいと思う方がいたらぜひこちらの記事(『障害者に特化したおすすめ転職エージェント・転職サイトを紹介』)を参考にしてほしい。

障害者として事務職で働いた感想のまとめ

いかがだっただろうか。
今回はインタビュー形式で、障害者として事務職で働いた感想について紹介した。

障害者雇用で事務職への勤務を考えている人にとって、この記事が役に立つことを願っている。

ABOUT ME
渡邉まさる
先天性内部機能障害 / 身体障害者手帳1級所持 / うつ病の闘病経験 / 青山学院大学在学中にRepeL, Inc.を創業 / 個人ブログはこちら