コラム

【体験談】身体障害者手帳のメリットを紹介

この記事では「身体障害者手帳のメリット」について紹介する。

この記事に辿り着いたということは「身体障害者手帳を持っている、またはこれから取得するけど、どんなメリットがあるのかわからない」という課題を抱えているのではないだろうか。

そこで今回、身体障害者手帳のメリットについてかなり詳しく網羅的に情報をまとめた

必ずあなたが”イマ”必要としている身体障害者手帳の情報が見つかるはずだ。

それでは確認していこう。

そもそも身体障害者手帳とは

身体障害者手帳とは、身体障害者福祉法が定める「身体上に障害がある者」に対して、都道府県知事や指定都市の市長が交付する手帳のことだ。

(※上記写真の手帳は実際に僕が所有している手帳

手帳を所持していることで、法律的に「身体障害者」として区分され、多くのサービスやメリットを受けることが可能となる。

もし仮に「身体障害者手帳について自分が知りたい情報を集めたいけど、十分に情報が取れるサイトが無い。」という課題を持っている方がいるのであれば、ぜひこちらの記事(『身体障害者手帳とは』)を紹介したい。

身体障害者手帳のメリット

このトピックでは身体障害者手帳1級を持つ僕の実体験を踏まえながら、身体障害者手帳のメリットを紹介していく。

まずは簡単に身体障害者手帳のメリットを一覧形式で並べる。
その後、それぞれのメリットについて詳しく紹介していきたい。

身体障害者手帳のメリット一覧

身体障害者手帳、JR新幹線の割引メリット

身体障害者手帳、USJの割引メリット

身体障害者手帳、映画の割引メリット

身体障害者手帳、ディズニーランドでのメリット

身体障害者手帳、高速道路(ETC)の割引メリット

身体障害者手帳、バスの割引メリット

身体障害者手帳、タクシーの割引メリット

身体障害者手帳、スマホ・携帯電話の割引メリット

身体障害者手帳、NHK受信料の割引メリット

身体障害者手帳、スカイツリーの割引メリット

身体障害者手帳、公営住宅の優先入居メリット

身体障害者手帳、医療費の割引メリット

身体障害者手帳、障害者控除のメリット

身体障害者手帳、障害者雇用のメリット

身体障害者手帳、JR新幹線の割引メリット

障害者手帳を利用することで新幹線の特急券が割引になる

例えば、普通料金で東京駅から新大阪へ新幹線を利用して行こうとすると2人で往復57,800掛かる

しかしながら、身体障害者手帳を利用すると2人で往復40,280を支払えば新幹線に乗ることができるのだ。

身体障害者手帳を利用した特急券の購入方法はこちらの記事(『【体験談】JR新幹線の障害者割引を利用した感想』)で紹介している。

身体障害者手帳、USJの割引メリット

障害者手帳を利用することでUSJの入場料が半額になる

通常の大人入場料は7,300円(2018年10月現在)だが、手帳の障害者割引を利用すると大人3,600円で入場できる。

さらに、並ばずにアトラクションへ乗ることができる「ゲストサポートパス」も手帳を提示することで利用可能だ。

USJの身体障害者手帳メリットについてさらに詳しい情報はこちらの記事(『【体験談】障害者割引でUSJを3倍楽しもう!』)で紹介しているので、ぜひ興味のある方には見て欲しい。

身体障害者手帳、映画の割引メリット

身体障害者手帳を利用することで映画館の券が割引になる

通常の大人券は1,800円だが、手帳の障害者割引を利用すると大人1,000円で券を購入することが出来る。

さらに、同伴者1人まで割引が適用されるのだ。

身体障害者手帳を利用した映画館の割引券購入方法などはこちらの記事(『障害者割引を使って映画を2倍楽しむ方法』)で紹介している。

身体障害者手帳、ディズニーランドでのメリット

身体障害者手帳を利用することでアトラクションへ並ばずに乗れる場合がある

一般客として入場した場合には、アトラクションへ乗る際必ず列へ並ばなければならない

しかしながら、ゲストアシスタントカードを利用すれば並ばずにアトラクションへ乗車することが出来るのだ。

ゲストアシスタントカードの発行方法などはこちらの記事(『【実体験】ディズニーランドで身体障害者手帳を利用してみた』)で紹介している。

身体障害者手帳、高速道路(ETC)の割引メリット

身体障害者手帳を利用することで高速道路(ETC)が割引になる

例えば、東京から御殿場まで普通乗用車で高速道路を利用する場合には2,570円掛かる。

しかしながら、身体障害者手帳を利用すると約半額の1,290円で利用することが可能だ。

実際の割引対象者や利用方法などはこちらの記事(『ETC障害者割引の利用で有料道路を半額に!』)で紹介している。

身体障害者手帳、バスの割引メリット

身体障害者手帳を利用することでバスの乗車料金が割引になる

一般で乗車した場合にはもちろん通常料金を支払う。しかしながら、身体障害者手帳を利用した場合には無料、または半額になる。

割引額は市区町村によってそれぞれ違うのでチェックが必要だ。

実際の利用方法に関しては、こちらの記事(『障害者割引を利用してバスに半額・無料で乗る方法』)で紹介している。

身体障害者手帳、タクシーの割引メリット

身体障害者手帳を利用することでタクシーの乗車料金が割引になる

バスと同様一般で乗車した場合には通常料金を払う。しかしながら、身体障害者手帳を利用した場合には1割引になる。

住んでいる地域によっては、3万円から4万円分のタクシー券が配布される。

割引やタクシー券の利用方法についてはこちらの記事(『身体障害者手帳でタクシーの割引をうまく利用する方法』)で紹介している。

身体障害者手帳、スマホ・携帯電話の割引メリット

身体障害者手帳を利用することでスマホ・携帯電話の基本使用料が割引になる

割引額に関しては、大手キャリア3社(docomo・au・softbank)ともそこまで大差は無い。

なので、今利用しているキャリアで割引を受ければ十分だろう。

しかしながら、利用方法などの細かい部分で少し異なる部分があるので、その辺りはこちらの記事(『スマホ・携帯電話の障害者割引を大手3社で比較した』)で紹介している。

身体障害者手帳、NHK受信料の割引メリット

身体障害者手帳を利用することでNHK受信料が割引になる

一般料金で支払う場合には月1,310円、さらに衛星放送も合わせると月3,590円掛かる。

しかしながら、身体障害者手帳を利用した場合には半額、または全額無料になるのだ。

その辺りの詳しい条件についてはこちらの記事(『身体障害者手帳を使ってNHK受信料を割り引く方法』)で紹介している。

身体障害者手帳、東京スカイツリーの割引メリット

身体障害者手帳を利用することで東京スカイツリーの入場料が半額になる

通常一般料金で入場した場合には当日券2,060円だが、身体障害者手帳を利用した場合には1,030円だ。

ちなみに、展望回廊に登るための入場料も半額割引になる。

その辺りの料金や利用方法についてはこちらの記事(『障害者割引を使って東京スカイツリーを楽しむ方法』)で紹介している。

身体障害者手帳、公営住宅の優先入居メリット

身体障害者手帳を利用することで公営住宅抽選の当選確率が高くなる

一般応募者の当選確率が1倍だとすると、身体障害者手帳1級〜4級の当選確率は7倍、5級と6級の場合は5倍の当選確率となる。

身体障害者手帳を利用した公営住宅の応募方法などはこちらの記事(『身体障害者だと公営住宅に優先入居できるって本当?』)で紹介している。

身体障害者手帳、医療費の割引メリット

身体障害者手帳を利用することで医療費の負担額を1割、または無料に抑えることが可能だ

ただ、1割負担でも高額医療費を支払わなければならないケースがある場合には随分と困るだろう。

そんな時のために東京都では、医療費の支払い額に上限を定めることで支払いができないケースを無くしている。

身体障害者手帳を利用した医療費の割引に関してはこちらの記事(『医療費の割引は身体障害者手帳を持つ大きなメリットだ』)で詳しく紹介しているので、ぜひ確認して欲しい。

身体障害者手帳、障害者控除のメリット

身体障害者手帳を利用することで所得税の控除を受けることができる

身体障害者1人につき27万円(特別障害者の場合は40万円)の控除を受けれるのだ。

障害者控除は年収が高額でも受けることが可能なので、覚えておこう。

身体障害者手帳を利用した障害者控除の利用方法などはこちらの記事(『障害者控除について身体障害者が実体験を踏まえて紹介』)で紹介している。

身体障害者手帳、障害者雇用のメリット

身体障害者手帳を利用することで障害者枠での就職や転職が可能となる

従業員が100人を超えた企業には一定の障害者を雇う義務がある。

実際に、一般枠での就職や転職よりも障害者枠を利用した方が就職・転職しやすいと思われている。

もし魅力を感じた人がいるならば、こちらの記事(『【体験談付き】障害者雇用とは?メリットやデメリットを紹介』)で障害者雇用についてさらに深く紹介しているので確認して欲しい。

さいごに

いかがだっただろうか。
今回は、身体障害者手帳のメリットについて紹介した。

今まで手帳をうまく利用できてなかった人の場合には「こんなにも多くのメリットがあるのか」と驚くかもしれない。

しかしながら、身体障害者手帳はメリットばかりではない。
実際に身体障害者手帳を持っていることでデメリットを受ける場合もある。

そのデメリットについてはこちらの記事(『身体障害者手帳を持つデメリットを伝えたい』)で紹介しているので、興味のある方はぜひ確認して貰いたい。

ABOUT ME

渡邉まさる
先天性内部機能障害 / 身体障害者手帳1級所持 / うつ病の闘病経験 / 青山学院大学在学中にRepeL, Inc.を創業 / 個人ブログはこちら

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