この記事では『就労継続支援A型事業所の利用料』について紹介する。
就労継続支援A型について説明しているサイトはいくつかあるが、就労継続支援A型の利用料に特化して執筆している記事は少なかった。
そこで僕は、就労継続支援A型に通うことで発生する利用料に特化して記事を執筆することでより良い情報を提供できるのではないかと考えた。
それでは確認していこう。
就労継続支援A型とは?
就労継続支援A型とは、障害や病気が原因で、一般企業で働くことが難しい人が働く場所(事業所)のことだ。
就労継続支援B型という似たようなサービスがある。就労継続支援B型もA型と同様に、障害や難病を持った人が働く場所だ。
この2点にある大きな違いは、雇用契約を結ぶかどうかだろう。
就労継続支援B型は雇用契約を結ばない。それが原因で、貰える工賃が少なくなってしまうといった課題がある。
一方で、就労継続支援A型は、雇用契約を結ぶため最低賃金が保証されているのだ。
もし就労継続支援A型の利用を検討する際には、B型と比較するべきだろう。
そこで、以前執筆した就労継続支援B型の記事(『就労継続支援B型とは』)をぜひ参考にして欲しい。
就労継続支援A型事業所利用料
就労移行支援A型事業所の利用料金は、事業所に通所する日数と世帯収入によって変わる。
もちろん通う日数が多ければ多いほど利用料金は掛かるが自己負担学に関しては、月額の上限額が定められているので安心だ。
利用料は基本的に前年度の収入によって決まるので、確認しておこう。
具体的な月額の上限額に関しては、以下の表を確認して欲しい。(※参考:1
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
一般 1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満) | 9,300円 |
一般 2 | 上記以外 | 37,200円 |
まとめ
いかがだっただろうか。
今回は、就労継続支援A型事業所の利用料について執筆した。
実際に就労継続支援A型を利用するほとんどの利用者は無料、または9,300円で通っているケースがほとんどだ。
もし利用料に関してわからないことがあるのであれば、お近くの市区町村の障害福祉窓口に聞くと良いだろう。
・参考リスト
参考1: 厚生労働省 『障害者の利用者負担』
