就労支援

就労継続支援A型の賃金が減少している理由について

この記事では『就労継続支援A型の賃金が減少している理由』について紹介する。

就労継続支援A型について説明しているサイトはいくつかあるが、就労継続支援A型の賃金に特化して執筆している記事は少なかった

この後のトピックを読むと『就労継続支援A型の賃金が減少している理由』についての疑問や課題が解決しているはずだ。

それでは確認していこう。

就労継続支援A型とは?

就労継続支援A型とは、障害や病気が原因で、一般企業で働くことが難しい人が働く場所(事業所)のことだ

就労継続支援B型という似たようなサービスがある。就労継続支援B型もA型と同様に、障害や難病を持った人が働く場所だ。

この2点にある大きな違いは、雇用契約を結ぶかどうかだろう

就労継続支援B型は雇用契約を結ばない。それが原因で、貰える工賃が少なくなってしまうといった課題がある。

一方で、就労継続支援A型は、雇用契約を結ぶため最低賃金が保証されているのだ

もし就労継続支援A型の利用を検討する際には、B型と比較するべきだろう。

そこで、以前執筆した就労継続支援B型の記事(『就労継続支援B型とは』)をぜひ参考にして欲しい。

就労継続支援A型の平均月額賃金は?

就労継続支援A型の平均月額賃金は平成27年度時点で67,795円だ

実際に平均賃金ということなので、この額よりも下回ってしまう可能性がある

はっきり言ってしまうとそこまで高い賃金とは言えないだろう。

下の表を確認して貰いたい。(※参考:1

この表を見てわかる通り、就労継続支援A型の平均賃金は平成18年度から減少傾向にある。

では、なぜここまで平均賃金が下がってしまったのだろうか。
そこには、一体どんな原因があるのだろうか。

就労継続支援A型の平均賃金が下がり続けている理由

就労継続支援A型の平均賃金が下がり続けている理由は、一言で言うと就労継続支援A型事業所への補助金が減っていることが原因なのだ。

就労継続支援A型は国からの補助金で売り上げを成り立たせている。
利用者により良い価値を提供することによって国からお金を貰うというシステムなのだ。

しかしながら近年、そのシステムを悪用する事業者が増えてきた

本来は、就労継続支援A型の利用者が満足できるサービスを提供するべきだ。しかしながら、補助金目当ての事業所設立によって、利用者に十分な価値を提供しない事業所が増えてしまったのだ。

そこで国は、システムを悪用する事業者に対して補助金をカットした。
それによって、就労継続支援の平均賃金が下がってしまっているのだ。

まとめ

いかがだっただろうか。
今回は、就労継続支援A型の賃金が減少している理由について執筆した。

実際に就労継続支援A型をしっかりと運営している事業所はいくつもある。
しかしながら、事業所のシステムを悪用する事業者のせいで印象が悪くなってしまっていることに怒りを覚える。

就労継続支援A型を選ぶ時の対策としては、『自分の目で確認する』ことが重要だろう。

ぜひ事業所の見学等を利用して、良い就労継続支援A型事業所を選択して欲しい。

 

・参考リスト

参考1: 厚生労働省 『平成27年度工賃(賃金)の実績について

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渡邉まさる
先天性内部機能障害 / 身体障害者手帳1級所持 / うつ病の闘病経験 / 青山学院大学在学中にRepeL, Inc.を創業 / 個人ブログはこちら