障害者雇用の未達は罰金!障害者雇用納付金とは?
『障害者雇用が未達だった場合の罰金制度』について解説していきたい。 今回は、身体障害者手帳1級を持つ僕自身が障害者雇用の罰金制度について理解しづらいポイントをわかりやすく紹介する。 もくじ 1 そもそも障害者雇用とは? 2 障害者雇用が未達だとどんな罰金があるの? 3 まとめ そもそも障害者雇用とは? 障害者雇用とは、障害を持つ人が能力や特性に応じて働くことができるようにサポートする制度のことだ。 この障害者雇用は、「障害者雇用促進法」という法律によって成り立っている制度なのだ。少しそのあたりを詳しく確認していこう。 障害者雇用促進法とは 「障害者雇用促進法」とは、正式名称を「障害者の雇用の促進等に関する法律」と言い、障害者の雇用義務等に基づく雇用の促進等のための措置、職業リハビリテーションの措置等を通じて、障害者の職業の安定を図ることを目的とする法律です。 参考:日本の人事部 さて、上記のサイトから「障害者雇用促進法」の定義を引用させて頂いた。 しかしながら、少しわかりずらいと思うので、噛み砕いて説明する。 要するに、障害者雇用促進法とは障害者の職業の安定を図ることを目的として作られた法律なのだ。 現代の資本主義社会では”生産性”が高いことが仕事をする上で重要な評価指標になっている。しかしながら、障害や病気を抱える人は、その障害や病気が原因で資本主義社会が求める生産性を担保できない場合がある。 そういった資本主義の合理的な考え方から守ってくれるのがこの法律だ。…